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カッティングオペレーターとは?

カッティングオペレーターは、印刷物やパッケージ素材を指定された形状やサイズに精密に切断する職種です。

カッティングオペレーターに求められる適正要件

機械操作の技術、細部への注意力、正確さ、手先の器用さが求められます。

カッティングオペレーターの具体的な仕事内容

カッティングオペレーターは、印刷された紙やパッケージ素材を、製品の仕様に応じて正確に切断する作業を担当します。まず、カッティングマシンの準備を行います。これには、機械に適切な刃を取り付け、切断する素材に合わせて設定を行うことが含まれます。素材の厚みや硬さに応じた切断力の調整が必要であり、正確なセッティングが求められます。

次に、カットするデザインや形状に合わせて、テンプレートやガイドを使用し、素材を正確に配置します。特に、複雑な形状をカットする場合には、素材の配置が重要であり、ミリ単位の精度が求められます。カッティングオペレーターは、素材が正しく配置されているかを確認し、機械の操作を開始します。

作業中は、切断が正確に行われているかを監視します。カッティングマシンが正しい圧力で動作しているか、刃が摩耗していないかを定期的にチェックし、不具合があればすぐに対応します。また、切断された製品を検査し、形状やサイズが規定通りであるかを確認します。必要に応じて再調整を行い、品質を確保します。

さらに、カッティングオペレーターは、機械のメンテナンスも担当します。カッティングマシンの刃の交換や調整を定期的に行い、機械が常に最高の状態で稼働するように維持します。また、作業後の清掃や部品の点検も行い、次回の作業に備えます。

カッティングオペレーターは、印刷物やパッケージの最終形状を決定する重要な役割を担っており、製品の完成度を左右する職種です。高い技術力と正確さが求められる職種であり、製品の品質と納期を確保するために欠かせない存在です。



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